インド神話のシヴァとパールヴァティーの間に生まれたとされる、象の頭を持った智慧と幸運の神。「ガネーシャ」とは、ガナ(群集)のイーシャ(主)という意味で、そこからガナパティ(Ganapati)とも呼ばれている。恰幅の良い太鼓腹をもったガネーシャは、富の神として相応しい姿であることからインドの商店では多くがガネーシャの絵が飾られていて、新しく商売を始める時には必ず、ガネーシャを祀って「シュリー・ガネーシャ」と唱えるという。